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2010年07月06日

てらこや新聞夏号「漢字にチャレン字」の答え

てらこや新聞夏号を読んでくれた塾生のみなさん。
「あれ、今回のてらこや新聞は今までと少し違うな」と思っていただけたでしょうか。
そうです!今回から1面と4面がフルカラーになったのです!!
今までのてらこや新聞と比べても、ずいぶん印象が変わったのではないかと思います。



てらこや新聞夏号1面
↑画像をクリックすると、1面をご覧いただけます。
   

さて、夏号の「漢字にチャレン字」のコーナーでおまけの問題を3つ載せていました。
「a.百日紅 b.無花果 c.糸瓜」それぞれ何の植物のことだか分かりましたか?
早速正解を見てみましょう。
     
さるすべり   a.百日紅 『さるすべり』 
みそはぎ科
幹がスベスベでなめらかなので猿も登れずすべってしまうという意味から、この花は「さるすべり」と呼ばれています。
また、花期が長く、約100日間ピンクの花を咲かせるということが、「百日紅」という漢字の由来です。夏の昼下がりに元気いっぱいに咲いています。
     
b.無花果 『いちじく』 
クワ科
いちじくの少しずつ熟していく過程を「一熟(いちじゅく)」の意味として捉えたため、「イチジク」と呼ばれるようになったという説があります。
また、中国での呼び名「インジェイクォ」を日本人が聞き取り「イチジク」になった説もあります。「無花果」の字は花を咲かせずに実をつけるように見えることに由来しています。(実際は、外から見えないところに無数の雄花と雌花をつけています。)
  いちじく
     
へちま   c.糸瓜 『へちま(いとうり)』 
うり科
「糸瓜」という名前は、へちまの筒型の長い実が繊維質だということが由来となっています。
へちまは江戸時代に日本に入ってきたと言われていますが、初め糸瓜(いとうり)と呼ばれていたのが「い」が抜けて「と瓜」になったそうです。また、「と」はイロハ歌(イロハニホヘトチリヌルヲ~)で、「へ」と「ち」の間にあるから「へち間」→「へちま」とも呼ばれるようになったという説もあります。
     
     
ちなみに、「漢字にチャレン字」に掲載した問題1~10の植物は全部知っていたかな?
     
1.紅葉 (もみじ)
 
2.百合 (ゆり)
もみじ
 
ゆり
     
3.土筆 (つくし)
4.銀杏 (いちょう)
つくし
いちょう
 
 
5.鳳仙花 (ほうせんか)
6.紫陽花 (あじさい)
ほうせんか
あじさい
 
 
7.仙人掌 (さぼてん)
8.風信子 (ひやしんす)
さぼてん
ひやしんす
 
 
9.蒲公英 (たんぽぽ)
10.羊歯 (しだ)
たんぽぽ
しだ
     
この漢字でこんな読み方をするなんて、不思議だと思えるものがたくさんありますね。
この夏、いろいろな植物の漢字の由来を研究するのもおもしろいと思いますよ。
     

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公立高校受験、難関中学受験、野外活動、英会話、コンピューター活用などの各分野のスペシャリスト達が、寺小屋グループでのさまざまな出来事をレポートしていきます。