さて、夏号の「漢字にチャレン字」のコーナーでおまけの問題を3つ載せていました。 「a.百日紅 b.無花果 c.糸瓜」それぞれ何の植物のことだか分かりましたか? 早速正解を見てみましょう。 |
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a.百日紅 『さるすべり』 みそはぎ科 幹がスベスベでなめらかなので猿も登れずすべってしまうという意味から、この花は「さるすべり」と呼ばれています。 また、花期が長く、約100日間ピンクの花を咲かせるということが、「百日紅」という漢字の由来です。夏の昼下がりに元気いっぱいに咲いています。 |
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b.無花果 『いちじく』 クワ科 いちじくの少しずつ熟していく過程を「一熟(いちじゅく)」の意味として捉えたため、「イチジク」と呼ばれるようになったという説があります。 また、中国での呼び名「インジェイクォ」を日本人が聞き取り「イチジク」になった説もあります。「無花果」の字は花を咲かせずに実をつけるように見えることに由来しています。(実際は、外から見えないところに無数の雄花と雌花をつけています。) |
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c.糸瓜 『へちま(いとうり)』 うり科 「糸瓜」という名前は、へちまの筒型の長い実が繊維質だということが由来となっています。 へちまは江戸時代に日本に入ってきたと言われていますが、初め糸瓜(いとうり)と呼ばれていたのが「い」が抜けて「と瓜」になったそうです。また、「と」はイロハ歌(イロハニホヘトチリヌルヲ~)で、「へ」と「ち」の間にあるから「へち間」→「へちま」とも呼ばれるようになったという説もあります。 |
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ちなみに、「漢字にチャレン字」に掲載した問題1~10の植物は全部知っていたかな? | ||||||
1.紅葉 (もみじ) |
2.百合 (ゆり) |
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3.土筆 (つくし) |
4.銀杏 (いちょう) |
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5.鳳仙花 (ほうせんか) |
6.紫陽花 (あじさい) |
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7.仙人掌 (さぼてん) |
8.風信子 (ひやしんす) |
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9.蒲公英 (たんぽぽ) |
10.羊歯 (しだ) |
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この漢字でこんな読み方をするなんて、不思議だと思えるものがたくさんありますね。 この夏、いろいろな植物の漢字の由来を研究するのもおもしろいと思いますよ。 |
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